BROMPTON BSR(SRF3)ハブのメンテナンス

スターメーアーチャーの内装ハブメンテナンス用の
純正工具を入手したので
スターメ―アーチャー Cスパナ

BROMPTONの内装3速ハブ
M3Rに元々付いていたBSR(スタメSRF3)を分解してみました

sturmey archer bsr

今は使っていないもののブロ純正のスターメーアーチャー製内装ハブの構造に興味が
あったのでバラしてみました
(ブロンプトンくらい完バラ~組立出来ますなんて書いちゃいましたし やっとかなきゃなwということで)

内部ユニットを丸ごとフリー側(ハブ右側)から外しますので

ブロンプトン 内装3速ハブ

まずは反フリー側(左側)の玉押しを完全に外します(16㎜のハブコーンレンチが必要です)


左の玉押しを外したら純正工具『Cスパナ』をボールリングの溝に合わせて引っかけ

brompton bsr2

反時計廻りに回します(正ネジ)
かなり固いのでスパナをプラスチックハンマーで叩いて回しました
(工具が無ければ貫通ドライバー等を溝に引っ掛けてハンマーで叩けば大丈夫です
正直、純正工具を手に入れたものの…う~ん…貫通ドライバーと作業性あまり変わらないような)

sturmey archer srf3 ハブシェル

緩んでしまえば後は手で回して外せます

sturmey archer srf3 ユニット

内装3速のユニットがごっそり外れました
(インジケーターチェーンは付けたままの方が良いです)

フリー側(右側)を下に向けると下手をするとバラバラと部品が落下してしまいますので
フリー側を上に向けたまま作業した方がよいです

srf3 分解

出来れば、バイス等で反フリー側を掴んでやれば楽に作業できます

srf3 玉押し

フリー側の玉押しを外してやれば(こちらも16㎜です)

srf3 ボールリング&ドライバー

ドライバーとボールリングが抜けます

続いて
srf3 ギアリング

ギアリング

srf3 クラッチ

クラッチと外していきましょう
(全部、上に引っ張るだけで外れていきます)

srf3 アクスルキー

クラッチを外せば現れる
丸印の中の四角いパーツ『アクスルキー』このパーツとインジケーターチェーンが繋がっています
アクスルキーがチェーンに引っ張られることによって
クラッチが上下し、変速を行っています

アクスルキー、プラネタリ―ケージも外せば

srf3 シャフト

残ったのはシャフトだけ

brompton bsr ギアリングユニット

プラネタリ―のラチェット(1速の時はこのラチェットが駆動力を産みます)
爪はプラネタリ―ケージの溝に“載ってる”だけです
2つのラチェットをCリングが保持&反発力を出してるだけの単純な構造

brompton bsr プラネタリ―ケージ
4つのピニオンギアも“ただ差し込まれているだけ”のシャフトで保持されているので
逆さまにするとバラバラと分離してしまいます

(シャフトに刻まれたギア、プラネタリ―ギアのピニオン、ギアリング内側に刻まれたギアによって
増速、減速が行われます)

スプロケットがセットされ、各機構に動力を伝えるドライバーのラチェットも

bsr ドライバー 分解

プラネタリ―ケージのラチェットと同じ構造
Cリングは千枚通しや細いドライバー当で簡単に外せますが
細い金属ですのでムリな力は加えないようにしましょう

srf3 ギアリング ラチェット スプリング

2速、3速時に動力をハブに伝達するギアリングのラチェットはこんな構造
このピン(シャフト)も差し込んでいるだけですので
逆さまにして叩けば抜け落ちます
“R”型をしたラチェットのスプリングも細く、小さいので
失くさないように、変形させないように注意してください

brompton bsr srf3 オーバーホール

パーツ点数はたったのこれだけ、ブロックのように積み上げているだけなので
慣れれば10分もかからずに分解・組立出来るくらいです

画像と僕の説明では判りにくいと思いますが
変速機構はこんな感じになっています

brompton bsr 構造

構成パーツはハブシャフト、スプロケットが装着されるドライバー、ギアリング、クラッチ、プラネタリ―ケージ

まず3速、トップギアの状態ですが
上の画像 ドライバー(スプロケ)とクラッチが繋がっていて、クラッチとプラネタリ―ギアも繋がっています

brompton srf3 トップ状態

スプロケットが回るとクラッチを介し、プラネタリ―ギアが回転
更にプラネタリ―のピニオンギアを介して回転が33%増速されてギアリングが回ります
そしてギアリングのラチェットがハブに動力を伝えます
(プラネタリ―のラチェットはプラネタリーケージがギアリングより遅く回っているので
駆動力にはなりません…少々のパワーロスにはなっていると思います)

判りますかね?こんな説明でw

続いて2速ですが

brompton bsr 変速機構

インジケーターチェーンと繋がったアクスルキーに引き上げられ
クラッチも上方に移動し
プラネタリ―ギアとクラッチが分離します

brompton 内装ハブ 2速状態

2速の状態
ギアリングは3速の時のようにプラネタリ―で加速されることはなく
ドライバー(スプロケ)の回転がそのままギアリングの回転力となり
ギアリングのラチェットでハブを駆動します
なのでスプロケの回転数とハブの回転数は等速になります

では、1速はといいますと

brompton 内装ハブ 内部

2速、3速でハブ本体に動力を伝達していました
ギアリングのラチェットが…

brompton 内装ハブ 1速状態

インジケーターチェーンが更に引っ張られ、クラッチが上昇することにより
クラッチが内側からギアリングのラチェットを押さえ?
ギアリングのラチェットが中に引っ込みます

ラチェットが引っ込むことにより、ギアリングはハブ本体に動力を伝えなくなります

brompton 内装ハブ 1速 構造

1速の状態
ドライバー(スプロケ)はギアリングに動力を伝達しますが
ギアリングはラチェットが引っ込んでいるのでハブ本体に動力を伝えません

ギアリングはハブに動力を与えないまま回転
         ↓
ピニオンギアを介して33%減速し、プラネタリ―ケージに動力を与える
         ↓
33%減速回転しているプラネタリ―ケージのラチェットがハブ本体に動力を伝達する

1速は スプロケ→ ギアリング → 33%減速 → プラネタリ―ケージのラチェットでハブ本体に動力伝達

2速は スプロケ → ギアリング  直なので加速も減速もされず等速

3速は スプロケ→ クラッチ → プラネタリ―ケージ → 33%増速 → ギアリングのラチェットでハブ本体に動力伝達

…という感じです…
スミマセン判りにくいですよねm(__)m

実際にバラして触ってみるとすぐに判ると思います

で、バラしてみて思ったこと
あ~…これがペダルを踏んでもどこかに力が逃げていく正体かと…
色んなパーツが噛みあい、引きずりながら回転してます…

しかし、CリングやギアリングのR型のスプリング、クラッチとプラネタリ―ケージの単純な接触方法
これで?本当に耐えれるの?と疑問に思うような華奢な部分もあるのですが
実際に何万kmもノーメンテでトラブルなんて全然聞かないんですよね
単純な構造だし
触ってて思ったのは…うん!ブロンプトンという自転車の思想と通じるものがあるな!と
信頼性が高く実用的!!
外装ブロも気に入っていますが
内装変速のブロンプトンもやっぱり、これは ブロンプトンという一つの自転車の完成形なんだと思います

バラしてみて
頻繁なオーバーホールも不要だなと思いましたが
かなりの年数や距離を走っている方は、分解清掃やってみるのも良いかもしれません

殆ど聞きませんが
もしトラブルが生じた時には
アクスルキーの損傷かどれかのラチェットかスプリングの破損だと思います

グリスはとりあえずなら
シマノの内装ハブ用のグリスでいいみたいです

因みにネットの画像で見た限りですが
6速モデルのBWRハブはプラネタリ―ケージのユニットがボルト留めになっているようで
少し堅固なつくりになっているようで

内装5速、SRF5ハブは
プラネタリ―ギアが2段構成になっていて
アクスルキーに同調してスライドするようになっているようです

BWRはそのうち手に入れて
BSRのギア比で外装2速対応のBSRWなんてハブを作ってみたいなと妄想したり
なんて話は置いといて


猫と戯れがてら
スターメーアーチャーの内装変速ハブのオーバーホールなんて如何ですか?

スタメのCスパナあります
変な猫カフェ?
猫カフェもどき鮪、よろしくお願いします









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maguro

Author:maguro
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猫あそのアビ、しもく、飼い猫メイ、ミッコ、預かり猫ティモ、ヤルモ、
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場所は猫とあそぼと同じ東成区です

猫とあそぼには愛猫メイとミッコと
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