BROMPTONのヘッドパーツ交換手順です

brompton ノーマルヘッドパーツ

ブロンプトンM9Rのヘッドパーツを交換しました
外装化等カスタムする時に詳しく書いて記事にしようと思いつつ…
いじり始めると面倒になり写真も撮らずに一気に作業してしまう管理人
今回は頑張って手順を書いてみようと思います

※エド・チャイナの吹き替えの人の声で脳内再生お願いしますw

レストア~カスタムを進めてきました2009年式のブロンプトンですが

brompton ノーマルヘッドパーツ2

ヘッドパーツが摩耗しているようでハンドルの動きがスムーズで無いのと
ヘッドパーツ自体にも錆が浮いていて見栄えがよくありません
そこでヘッドパーツを交換しようと思います

ブロンプトンのヘッドパーツのグレードアップというと
クリスキングが有名ですが
予算が限られていますので
パンダブロと同じくTANGE精機製のFL270Cを使用します

ノーマルのヘッドパーツはスチール製ですが
Fl270Cはアルミ製でベアリングもカートリッジベアリング
ノーマルに比べてベアリング性能が良く剛性も高く
重量も50g以上軽くなります
価格も約30ポンドとお手頃です

tange fl270c ノーマル

ただ…このブロは一見ノーマルに見えるカスタムという方向性ですので

タンゲ fl270c アルマイト剥離

ハンドルバーの時と同じくパイプフィニッシュとサンポールでアルマイトを剥離し
シルバーにしました
ただしコラム圧入部やベアリング接触面といった大事な所にはマスキングを施し
アルマイトを残しています
(パイプフィニッシュとサンポールは混ぜると危険な塩素ガスが発生します
 充分に注意して剥離を行ってください)

※近々タンゲよりこのFL270Cのシルバーがリリース予定らしいです
しばらく待てばこんなバカなことしなくてもシルバーのモノが手に入ります

ブロンプトン(スレッドヘッドパーツ)のヘッドパーツの交換に必要な工具です

ヘッドパーツ交換工具

左からプラスチックハンマー、適当な長さ太さのボルト、6㎜六角レンチ、
ヘッドスパナ×2(オーバーサイズ用)、ヘッドワンリムーバー(オーバーサイズ用)、
クラウンレース圧入ハンマー(オーバーサイズ用)、ヘッドワン圧入工具

無くても適当な工具等で代用も出来ますが専用工具があった方が安全、確実に作業が行えます


まずは

bromptonヘッドパーツ交換

ステムを固定しているボルトを一旦全部緩めた後、約半分だけ締め込みます

bromptonヘッドパーツ交換2
そして適当なサイズのボルトや金属棒をボルトの頭に差し込み
プラスチックハンマーで叩くと
ボルトが「スコン」と落ちてステムを固定している「臼」がフリーになり
ステムを引き抜くことが出来ます

ここでワンポイント
ブロンプトンのステム固定臼は固着している事が多いので
ハンマーで数回叩いてみてもダメな時は

bromptonヘッドパーツ交換3

ボルトを一旦抜いて、ステム内部に556を吹いて(本当はワコーズのラスペネがベストです)
しばらく放置してから試してみましょう

ステムはこういう構造になっています

bromptonヘッドパーツ交換4

ボルトを締めることによって臼(シルバーの部品)が引き上げられ
ステム本体のパイプが押し広げられフォーク内部とガッチリ固定されるようになっています
パーツクリーナーで古いグリスや汚れを落とした後
新しいグリスをしっかり塗っておきましょう
※臼にはステムの切欠きにあうように突起がついていますので注意してください


ハンドルステム一式を抜いたら

bromptonヘッドパーツ交換5

フロントフォークからホイール、フェンダー、ライト、ブレーキ、ハンドルキャッチ等
全ての付属品を外します

全て外し終えたら
ヘッドパーツの一番上の部品
ロックナットをヘッドスパナで緩めて外します

bromptonヘッドパーツ交換6

bromptonヘッドパーツ交換7
ロックナットの下にある廻り止めワッシャーも外したら
アジャスタブルレースもヘッドスパナで回して外します

アジャスタブルレースを外すと

bromptonヘッドパーツ交換8

フロントフォークが抜けます

今度はフロントフォークに付いているクラウンレースを外しましょう

bromptonヘッドパーツ交換9

通常クラウンレースはクラウンレースリムーバー等の工具を使って外すのですが
ブロンプトンのフォークにはハンドルキャッチの台座がジャマで使えません
クラウンレースの再利用は難しくなりますが
マイナスドライバー等をクラウンレースにあてがいハンマーで叩いて外します

※前側、後側と少しずつ叩いて外しましょう

外れたらパーツクリーナーで綺麗にして
双方にグリスを塗り
新しいクラウンレースをフォークに入れ

bromptonヘッドパーツ交換10

クラウンレースハンマーで慎重…かつしっかりと叩き
クラウンレースを圧入します

bromptonヘッドパーツ交換11

歪みはないか、きっちり隙間なくクラウンレースが挿入されているかチェックしましょう

次はヘッドワンの取外しです

bromptonヘッドパーツ交換12

ヘッドワンリムーバーをヘッドチューブ内に挿入し
(ラッパ状になっているのと反対側からヘッドチューブに入れます)

bromptonヘッドパーツ交換13

ヘッドワンリムーバーのラッパ状になっている部分を
しっかりヘッドワンに掛けてから
プラスチックハンマーで叩くと

bromptonヘッドパーツ交換14

ヘッドワンが外れます
上ワンも同様に外します

bromptonヘッドパーツ交換15

ヘッドチューブの古いグリスと汚れを落とし

bromptonヘッドパーツ交換16

新しいヘッドワンとヘッドチューブにグリスを塗って

bromptonヘッドパーツ交換17

圧入工具、上下ヘッドワンを装着し
圧入工具のハンドルをゆっくり回し、ヘッドワンを圧入していきます

bromptonヘッドパーツ交換18

隙間なくキチンと圧入されているかチェックしましょう

bromptonヘッドパーツ交換19

フォークを挿入し、アジャスタブルリテーナー、廻り止めワッシャー、ロックナットリングを
ある程度締め込み
ブレーキやホイール等、外したパーツを元に戻していきます

bromptonヘッドパーツ交換20

このとき、ステムは奥まで差し込まず少し浮かせた状態で仮止めしましょう

ヘッドパーツのベアリングの当たり具合を調整します

bromptonヘッドパーツ交換21

アジャスタブルレースをヘッドスパナでゆっくり回します
Fブレーキをロックさせブロを前後にゆすってみて
フォークがぐらつくようなら締め込みが甘いのでアジャスタブルレースを締め込みます
締め込み過ぎるとベアリングが押され過ぎてハンドルがスムーズに動かなくなるので
丁度良いポイントを見つけましょう

ベアリングの当たり調整が出来れば

bromptonヘッドパーツ交換22

アジャスタブルレース、ロックナットリング双方にヘッドスパナを掛け
アジャスタブルレースは動かないように押さえながら
ロックナットリングのスパナだけを回して締め込み固定します

ロックリングをしっかり締めたら
ベアリング調整の為、浮かせて隙間をあけていたステムを
完全に下までさげて固定しなおします

これでヘッドパーツの交換は完了です

作業時間は1時間もかからないでしょう
(今回、写真を撮りながらで50分くらいでした)

自転車店ならどこでも交換はしてもらえますが
自分でやれば20~40ポンドの節約になります
工具が無い方も猫カフェもどき鮪で自由に使えます

タイヤ交換が出来る方なら工具があれば
誰でも出来るような作業ですので自分でやらない手はないでしょう

以上!ホイーラーディーラーズ(クラッシックカーディーラーズ)風に
お伝えしてみましたw

その他
bromptonヘッドパーツ交換23


FホイールをDA16+CHOSENシールドベアリングハブでクイックリリース化

bromptonヘッドパーツ交換24

フロントライトをBEAMのフィッシュアイレンズLEDライトに交換

bromptonカプレオ9速

これで今回の2009年式BROMPTONのレストア―は完了です

ミッコ「やぁ!エドより50㎝は低い管理人!調子はどうだい?」

管理人「やあミッコ ブロンプトン同様、上々だよ」

ミッコ「!!??なんてことをしてくれたんだ管理人!!外装化してしまうなんて!!
    これじゃぁ純粋にブロを愛する人達は見向きもしてくれない…高値なんてムリだ!!」

管理人「そんなことは無いさ 走りを求めるなら外装化が一番なんだよ
さぁ テストがてらに病院に行って走りを確かめよう」

ミッコ「いや、遠慮しとくよ」

ミッコ「さて今回かかったコストを見てみましょう
    2009年式のBROMPTON M3Rを420ポンドという格安で購入
    くたびれたRサスやワイヤーを交換、ダイナモの接触不良を直し
    ライトを現代的なLEDライトに交換、ヘッドパーツを交換
    現行モデルに比べて見劣りする部分…リムをWウォールに交換、ブレーキレバーもシマノ社製に交換
    部品代に約250ポンド
    しかし…管理人の暴走により外装化 Fホイールをクイック化
    その費用に350ポンド合計なんと1020ポンド!!
    新車のM6Lと殆ど変りません こんな値段で中古のブロンプトンを買う人などいないでしょう…
    管理人は大馬鹿です」


いや、初めはホントにクラッシクカーディーラーズみたいに転売する気だったんですけどねw
いいんです!新車をベースに同じの組もうとしたら限りなく30万近い値段になっちゃいますから

で、ヘッドパーツを変えてみて実感ですが
Fタイヤを浮かせてハンドルを切ってみると確かにかなりスムーズですが
正直、キングもタンゲも走行して実感する程のものじゃありません
段差を超える時などハンドルが“とられる”時に
今までが『グゥリン』て感じにハンドルがブレてたのが、剛性があがって『グリン』て
感じになったかな?という程度です
BD-1でもブロもキングに換えたら直進安定性があがったという話を聞きますが
う~ん…プラシーボじゃないのかなと…スタックハイトが大きいのでキングやタンゲに換えると
ほんの少しですがキャスター角が付いてトレール長くなのでそのせいかも?

でも、ブロもBDも小径車はヘッドに負担がかかるので良いものに換えて損は無いです

あとWウォールリムに換えるとタイヤが外しにくくなるんでしょ?と聞かれることありますが
ブロの純正WウォールリムしかりDA16も
旧型ブロ純正のシングルウォールリムとなんら変わりなくタイヤ脱着出来ます

Wウォールにしたからというのは無関係で
多分…某ショップさんが推してるWウォールリムが純正やDA16よりも直径が大きく
純粋な16インチWO規格じゃないらしいんで
それでWウォール=タイヤ脱着が難しい なんて怪情報が出回っちゃったのかな…と

Wウォールは純正旧型シングルウォールリムに比べて
確かにブレーキタッチが良くなりました
今回は入手性とホール数でDA16を選びましたがブロ純正の新型リムも良いと思います

BEAMのフィッシュアイレンズLEDライトはかなり明るいです
DOSUNのS2よりもかなり明るくA2よりは下といった感じでしょうか
(AXAやブッシュ&ミューラーのはもっと明るいみたいですが)
台座はブロM3Rの標準ハロゲンライトの台座がそのまま流用可能でした(少し拡げてやる必要はります)


ブロに限らず
ヘッドパーツやBB、クランク等、換えてみたいんだよな~でも工具がなぁ
という方、うちの工具使ってもらってけっこうですよ~
(あまり良い工具じゃありませんけどねw)

エド・チャイナに憧れる管理人がやっております
猫カフェもどき鮪よろりくお願いします


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maguro

Author:maguro
ひょんなことから
猫あそのアビ、しもく、飼い猫メイ、ミッコ、預かり猫ティモ、ヤルモ、
ロール、べる太の8匹と
猫カフェのようなことを趣味でってます
場所は猫とあそぼと同じ東成区です

猫とあそぼには愛猫メイとミッコと
通っていました

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